知っていますか?カタカムナ発見の経緯
「カタカムナ」がどのように発見され世に出てきたのか知っていますか?
その経緯と、カタカムナが何を説いているか、簡単にご案内します。
私は、「オンラインカタカムナ学校」「縄文カタカムナ文化塾」の2つでカタカムナを学んで講師資格を取得しました。
カタカムナ初心者の方向けに、こちらのブログで発信していきますので
興味のある方はぜひ続けてご覧ください。
発見されたのは1949年
カタカムナウタヒが発見されたのは1949年です。
科学者であり物理学者でもある楢崎皐月氏(ナラサキコウゲツまたはサツキ)は
職務中に兵庫県六甲山系の狐塚の近くで古い神社の宮司の息子であるという平十字(ヒラトウジ)という人に出会い、カタカムナ神社の御神体と言われる巻物を見せてもらいました。
巻物を見せられた楢崎氏は興味を持ち、これを書写させてもらいました。
これがカタカムナウタヒです。
八鏡之文字
巻物を見た楢崎氏は、かつて満州にいたころ老子教道士のラウサンから聞いた
「日本の上古代にアシア族という種族が存在し、八鏡之文字を使い、特殊な鉄をつくり、高度な文明を持っていた」という話を思い出しました。
楢崎氏は、巻物の図象はこの八鏡之文字ではないかと考え、その後20年以上、解読に心血を注ぎました。
楢崎氏は、1969年、氏が70歳の時開催された考古物理学講演会にて宇野多美恵女史に出会い、後継者に指名しました。
宇野女史は楢崎氏とともに研究に従事し、1970年に宇野女史の手により「相似象学会誌」が発行されました。
宇野女史は、1974年に楢崎氏が亡くなった後も研究を続け、ついにカタカムナ48音の解読に成功しました。
カタカナの語源、カタカムナ
カタカムナ文字は現在私たちが使用しているカタカナの語源とも言われています。
声音符を見てみると、カタカナを思わせる形のものがいくつも存在します。
カタカムナウタヒが説いていること
カタカムナウタヒの内容は、宇宙の成り立ちや宇宙の特長、物質や生命の発生の仕方から人間の考え方、生命の本質などにも及ぶ壮大なものです。
カタカムナウタヒでは繰り返し、物質世界(現象界)の背後には見えない世界(潜象界)が存在していることを説いています。
カタ(見えるもの・カタチ・現象)
カム(見えないもの・エネルギー・潜象)
ナ (念押しの意味)
直観の優れていたカタカムナ人は見えない世界のことを認識しており、時代が進むにつれて人間の感受性が鈍っていくことによる弊害を予測しており、直観を取り戻す教育のためにもカタカムナウタヒに残したと言われています。
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カミ≠神
カタカムナウタヒ第2首は「ヤタノカカミ カタカムナカミ」というウタですが、これは命とは何かを語っています。
極限の状態で現象界に独立的に出現して変遷する根源のチカラのカミ(おおもと)は潜象から独立したカムナを内在する「カタカムナ」でありそれが全てのおおもと(根源・カミ)である という意味です。
ここでいう「カミ」とは宗教の神ではなく、根源やおおもとを表します。
現代語でも川上、風上という言葉があるのでイメージしやすいと思います。
カタカムナでは、1音1音に複数の思念があると考えますので、この他にも何重もの意味がウタヒに込められています。
まとめ
- 1949年に楢崎皐月氏が平十字氏所蔵の巻物を書写したもの
- その巻物はカタカムナ神社の御神体といわれている
- カタカムナ文字=八鏡之文字 ?
- カタカナの語源といわれている
- 物質世界(現象界)の背後には見えない世界(潜象界)が存在していることを説いている
いかがでしたでしょうか。
今後もカタカムナについて記事を書いていきますので、引き続きお読みいただければ幸いです。
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