カタカムナウタヒで有名な5首・6首!ヒフミヨイマワリテメクルムナヤコト…の意味は?

カタカムナウタヒといえば、最も有名なのが48音を重複することなく使って作られたという5首・6首です。
【5首】
ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ
【6首】
ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ
なんとなく現代語と通じるような響きでもありますが、どういう意味なのでしょうか?
実は、カタカムナウタヒ5首・6首は「命のできる概要」を説明したウタなのです。
この記事では、カタカムナウタヒ5首・6首の意味について解説していきます。
カタカムナについて
カタカムナについてはこちらの記事をご覧ください。


1音に複数の意味
カタカムナでは、1音に複数の意味があると考えます。
例えば「ミ」という音には、数字の3・本質・潜象・実質などの意味があるほか、「ミ」と入力して変換されるすべての漢字の意味を含むとも言われています。
ミ : 未、見、身、観、実、視、御、美、三、巳、味・・・
カタカムナウタヒには一つのウタのなかに、何重もの意味が込められているということになります。

現代語でも、掛詞やダジャレがそうですよね。
今回解説する以外にも複数の意味が取れる、ということをあらかじめお伝えしておきます。
カタカムナウタヒ5首・6首
下記に5首・6首の図象符(声音符)と読み方を記載します。

ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ

ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ

余談ですが、OZworld(オズワルド)さんをご存知ですか?
「Hey Siri, ヒフミヨイ」という歌のなかにカタカムナウタヒ5・6・7首が出てきますが
めちゃくちゃかっこいいですよ…!!

SUN NO KUNI
OZworld a.k.a. R’kuma
5首・6首の意味…イノチのできる概要
「ヒフミヨイムナヤコト」は日本語での1~10までの数の数え方でもあり、それぞれの数字を意味します。
「マワリテメクル」というのは自転公転を表します。
「ヒフミヨイムナヤコト」は数の数え方だけではなく
「ヒ」一つの始元の粒子(電気)が
「フ」2つ集まって(磁気)
「ミ」生命の本質となって(回転エネルギーを持つ)
「ヨ」四相を持ち
「イ」最初の現象粒子となり「マワリテメクル」し
「ム」六方環境から
「ナ」何回も繰り返し
「ヤ」極限の飽和状態に向かって
「コト」繰り返し重合される
このような意味も掛かっています。
「アウノスベ」というのは「合う」=重合の術(スベ)のことを意味しており
「カタチサキ」はカタチが先、という意味とともに「サキ」は「裂き」「割き」にも通じていると思われます。
「ソラニモロケセ」は素直に読むと「空にモロ消せ」ということで還元・消滅について表しています。
「ユヱヌオヲ」は「故」はヌ=潜象であり見えない、つまり「理屈ではない」という意味で
「ハエツ」は生命の発生その「ヰ」(現象と潜象の重合した存在)の「ネホン」根源の大元が
「カタカムナ」である、と言っています。
「アマの本来性は、ヒフミヨイ(正)、ムナヤコト(反)の旋転(球性)循環(渦巻性)にあり、それは、極限までくり返し(周期性)続くものである。そして、重合互換(統合)、分化(微分)、還元(崩壊)も、そのアマの本来性に基づく自然則であって、理屈ではない。それが万物万象にうけつがれて、すべてのものが発生するが、その根源は、片々の潜象(アマ)にある」

参考文献はこちら↓
80首の解説が載っていますよ。

完訳 カタカムナ 単行本 – 2020/9/28
天野成美 (著), 保江邦夫 (監修)
まとめ
カタカムナウタヒ5首6首の意味について解説しました。
学べば学ぶほど奥深く感じるカタカムナですが
難しく考えず、まずは響かせたり書いたりすることで直観力が磨かれていきますよ。
聞き流すのもオススメです。

響きの力で強運をつかむ カタカムナウタ カタカムナ 80首 総曲数24曲【カタカムナウタヒ渦の図80首の読み方80ページPDFの無料ダウンロード特典付】
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