手作り味噌!簡単?難しい?何が必要?
我が家では数年前からこの季節に味噌を手作りしています。
昨年は、3キロ×3回の合計9キロ仕込みました。
手作り味噌って大変?難しい?
人によってはそう感じるかもしれませんが、
手軽なセットや、詰めて熟成させるだけ!という商品もあるので
まずはトライしてみませんか?
自家製味噌のおいしさに気づくと、きっと毎年仕込みたくなりますよ。
この記事では、自家製味噌づくりの概要とおすすめの道具についてご紹介します。
Contents
手作り味噌、何がいいの?
一言で言えば、「美味しい」に尽きます。
お味噌を作るときいろんな道具を使いますが、手作り味噌はその言葉どおり、「手」を絶対に使いますよね。
このとき、自分の家や手の常在菌が、味噌に入るんです。
これが、自家製味噌の味になります。
自家製味噌を初めて仕込んで、出来上がった味噌をお味噌汁にして食べたとき
とても美味しくて、「染み込む~」と感じました。
「手前味噌」の意味がわかった瞬間でした。
作り方は?
実は、味噌の仕込は1日だけでは終わりません。
といっても、難しいことはないので大丈夫です。
簡単にまとめると、前日と当日の作業は以下の通りです。
前日の作業
当日の作業
何が必要?ー道具編
味噌づくりに必要な道具は、以下の通りです。
- 大豆をつけておく容器
- 大豆を煮る鍋
- 大豆をつぶす道具
- 保存容器
細かく言うとラップや重しなども必要ですが、ここでは割愛します。
- 大豆をつけておく容器と大豆を煮る鍋は兼用でもOK
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煮るときに水を替える必要があるので、大きいざるがあると便利です。
また、出来高にもよりますが、大豆の3倍の水につけておく必要があり、大豆は給水すると約2倍の大きさになるので大きめのものがあると安心です。
- 大豆をつぶす道具
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大豆をつぶす道具として例えばすり鉢とすりこ木、マッシャー、フードプロセッサーがあります。
こういった道具がなくても、密封できるビニール袋に入れてつぶしても大丈夫です。
大豆をつぶす専用の道具として「ミンサー」というものもあります。
もし大量に仕込むのであれば検討してもいいかもしれませんね。
- 保存容器
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保存容器に関して、一番手軽なのはスタンド式のチャック袋。密閉できるため重しが要りません。
その他、ホーロー容器や甕、木桶といった保存容器がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるので状況に合わせて選んでみてください。
何が必要?ー材料編
味噌づくりに必要な材料は、以下の通りです。
- 大豆
- 麹
- 塩
出来高3㎏(中辛)の場合
大豆 | 650g |
麹 | 1000g |
塩 | 375g |
出来高3㎏、おすすめの道具
実際にわたしが味噌(出来高3kgの分量)を仕込んだ時に使用した、あってよかった道具をご紹介します。
ジオプロダクト ポトフ鍋
大豆を水につけるとき、煮るときもこちら。
味噌の仕込のときだけでなく、普段使いもしやすい大きさです。
ボウル
塩と麹を混ぜて「塩きり麹」を作るとき、また塩きり麹と煮てつぶした大豆を混ぜるときに使用します。
ボウルが小さいと混ぜるときにこぼれてしまうので、大きめがおすすめ。
出来高3kgの量であれば、このサイズ(36cm)でちょうどよかったです。
すり鉢・すりこ木
煮た大豆をつぶすときに使用。
普段は炒った胡麻を擦るときにも使っています。
大豆をつぶす時はもう少し大きいサイズの方がこぼれないと思います。
ただ、我が家での普段使いや収納を考えるとこちらのサイズでよかったです。
エンバランス
「食品そのものを元気にさせるという考え」で開発されたプラスチック製の容器だそうです。
ぬか床にするのにもよさそうです。
プラスチックなので軽くて丈夫で扱いがラクです。
こちらは4.2L、出来高3㎏の味噌にちょうどいいサイズです。
ぬか漬け美人(野田琺瑯)
言わずと知れた野田琺瑯の容器。
もともとぬか漬けを作る際に使っていましたが、ぬか床をだめにしてしまったので味噌の仕込に使用しました(笑)
出来高3kgではこの「ぬか漬け美人」がちょうどよかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
手作りみそって意外と簡単、今おうちにある道具でも味噌の仕込ができそう、と思われたのではないでしょうか。
手作りみそのハードルが少しでも下がったら幸いです。
記事執筆にあたり「マルカワ味噌」さんのサイトを参考にさせていただきました。
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