カタカムナ

「アワとサヌキが命をつくる 〜カタカムナの宇宙構造と“感じて動く”力〜」

manosubeshi
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「最近、“感じすぎて動けない”とか、“がんばりすぎて疲れる”って思うこと、ありませんか?」

古代日本の叡智「カタカムナ」には、そんな悩みを解く鍵が記されています。
それは、宇宙の構造を成す二つの力——アワサヌキです。

カタカムナでは、この二つのエネルギーの調和によって命が生まれ、世界が循環すると考えられています。

カタカムナについて

カタカムナについてはこちらの記事をご覧ください。

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アワとサヌキとは何か?

サヌキ(男性性)
「差を抜く」力。直線的に貫く、分ける、行動する、現象化するエネルギーです。
物事を具体的に形にし、外へ向かって動く性質を持っています。

アワ(女性性)
「泡」や「和」に通じる力。包み込む、重なる、調和する、感受するエネルギーです。
目に見えない世界に方向性を与え、内側から全体を整える働きを持っています。

サヌキは「動く力」、アワは「意味と流れをつくる力」。
どちらも命を創造するために不可欠です。

アワとサヌキのバランスで世界が成り立つ

サヌキ(男性性)アワ(女性性)
外へ向かう内へ向かう
行動・分離感受・統合
火・幹・構造水・根・流れ
現象を形にする潜象に方向性を与える

例えで言うなら…
木が地上に伸びるのは、根が地中で広がっているからです。
アワは「見えない根」、サヌキは「目に見える幹」。
根(アワ)が弱れば、幹(サヌキ)はやがて枯れてしまいます。

現代における“サヌキ過剰”と“アワ不足”

現代社会は、仕事・成果・行動といったサヌキ性が強調されがちです。
一方で、感じる・休む・流れに身を委ねるといったアワ性は軽視されやすくなっています。

その結果——

  • サヌキ過剰 → 常に動き続け、疲弊しやすい
  • アワ不足 → 方向性を見失い、空回りしやすい

「がんばっているのに枯れてしまう」原因は、アワの回復不足にあるかもしれません。

では、どうしたらいい?

まずは、意識的に「感じる時間」をつくってください。
意味や方向性が内側から降りてくるのを“待つ”ことが大切です。

  • 動く前に、受け取る
  • 計画より先に、直感に耳を傾ける
  • アワ → サヌキ の順番で動く

この順番で行動することで、あなたの行動は“命の流れ”と自然につながります。

おわりに

アワとサヌキは、どちらも欠かせない命のエネルギーです。
まずはアワを取り戻すことで、サヌキが自然と動き出します。

次回は、このアワとサヌキを日常でどう活用するかを、より具体的にご紹介します。


カタカムナが解き明かす雌雄の秘密 単行本 – 2021/11/16

天野成美 (著)

ABOUT ME
香緒里
香緒里
JFNISTA/カタカムナ講師/駆け出しブロガー
1986年生まれ、静岡県出身、神奈川県在住。1児の母。2025年3月、10年以上勤めた会社を退職。 自分軸で服を着て理想の自分を体現していく「JFメソッド」で内面も外見も別人のように変わった経験から、JFメソッドを伝えるJFNISTAとして活動。 また、マノスベ(カタカムナの言葉で、「あるべき姿、本来の姿」の意味)に生きる方法を伝える活動を行う。 ブログやYouTube、Instagramなどで発信しつつ、カタカムナ講師として対面・オンラインで講座を開催する。 趣味は少年漫画を読むこと、合気道。パーソナルカラーはウィンター、骨格診断はナチュラル。
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