カタカムナ

アワで感じて、サヌキで動く。カタカムナの力を日常に使う方法

manosubeshi
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「アワとサヌキをバランスよく使う」とは、どういうことでしょうか。
そして、それは日常生活の中でどのように活かせるのでしょうか。

古代日本に伝わるカタカムナの思想では、この世界のあらゆる現象は「アワ(女性性)」と「サヌキ(男性性)」という二つの性質から成り立っていると考えられています。

  • アワは「包み込む力」「受け入れる力」「流れや循環を作る力」
  • サヌキは「貫く力」「形にする力」「方向を定めて進む力」

どちらか片方だけでは、人生や物事の流れは滞ってしまいます。
アワとサヌキを順番よく、循環させながら使うことが、自然で力強い生き方につながります。

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アワとサヌキの使い方は「循環」が鍵

アワとサヌキは、単発で使うのではなく、常に循環させることが大切です。
その流れを4つのステップに分けると、以下のようになります。

ステップアワ的プロセスサヌキ的プロセス
① 感じる直感・ひらめき・情報を受け取る
② 受け入れる状況や感情を丸ごと包み、調和を見出す
③ 動く計画を立てる・言語化する・形にする
④ 持続する実行を続け、結果を出し、現実に定着させる

アワ(①②)で方向や意味を見つけ、サヌキ(③④)で形にする。この順番が自然の流れです。

日常での例①|会話

  • アワ的:相手の声を聴き、感情や意図を受け取り、沈黙も恐れずに間を持つ。
  • サヌキ的:自分の意見を明確に伝え、方向を示し、必要な言葉を選んで発する。

両方が揃うことで、単なるやり取りではなく“対話”になります。

日常での例②|創造・仕事

  • アワ的:アイデアやインスピレーションを受け取る。余白や余裕を持ち、流れに乗る。
  • サヌキ的:そのアイデアを具体的な計画に落とし込み、期限を設定し、実行する。

創造は「受け取る」ことから始まります。
アワで受け取り、サヌキで実行するのが、成果を生む王道です。

日常での例③|人間関係

  • アワが欠けると:冷たく見られたり、相手の気持ちに寄り添えない。
  • サヌキが欠けると:関係が進展せず、曖昧なまま停滞する。

親密さも信頼も、この二つのエネルギーのバランスで育ちます。

アワ → サヌキ の順番が命を動かす

順番を間違えると、こうなります。

  • サヌキ先行 → 意味のない行動になり、空回りする。
  • アワ先行すぎ → 受け取りばかりで動けなくなる。

まずはアワで「感じる」。
その後、サヌキで「動く」。
この順番こそが、“自然な創造”の本質です。

カタカムナが解き明かす雌雄の秘密 単行本 – 2021/11/16

天野成美 (著)

おわりに|「アワを取り戻す」ということ

忙しい毎日の中で、私たちはついサヌキ性に偏りがちです。
だからこそ、意識してアワの時間を持つことが必要です。

  • 静かな時間を作る
  • 自然の中で過ごす
  • 流れや直感に耳を澄ませる

アワが戻ると、サヌキは自然に動き出します。
命の設計図は、最初から私たちの中に備わっているのです。

ABOUT ME
香緒里
香緒里
JFNISTA/カタカムナ講師/駆け出しブロガー
1986年生まれ、静岡県出身、神奈川県在住。1児の母。2025年3月、10年以上勤めた会社を退職。 自分軸で服を着て理想の自分を体現していく「JFメソッド」で内面も外見も別人のように変わった経験から、JFメソッドを伝えるJFNISTAとして活動。 また、マノスベ(カタカムナの言葉で、「あるべき姿、本来の姿」の意味)に生きる方法を伝える活動を行う。 ブログやYouTube、Instagramなどで発信しつつ、カタカムナ講師として対面・オンラインで講座を開催する。 趣味は少年漫画を読むこと、合気道。パーソナルカラーはウィンター、骨格診断はナチュラル。
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